犯罪学用語に「割れ窓理論」というのがあります。これは1980年代、街角の犯罪多発や犯罪地帯の治安悪化の改善に取り組んだ米国の犯罪学者たちの考察です。例えば、道端に放置された車があると、やがてその窓が破られ、ハンドルや車輪が盗まれ、やがて他のガラクタが捨てられてゴミ捨て場のようになる。そうするうちに、その周辺には不良少年やホームレスなどが集まり、飲酒や麻薬の温床になり、物乞いや恐喝の発生する犯罪多発地帯と化してしまうというものです。
同じようなことは、私たちの身の回りでも見受けられます。掃除が行き届いていた道端でも、誰かがゴミ袋を一つでも捨てると、その周りにゴミが増え、カラスなどが中身を散乱させ、最後にはゴミ捨て場のようになってしまいます。
しかし、「ゴミ一つ拾う心にケガはなし」といいます。我々イシンホームのスタッフ全員がいつもこの暖かい気持ちをもって日々の業務にあたり、皆様に喜んでいただける家造りを目指しています。