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なまこ壁

今回は伝統的ななまこ壁を紹介します。

出雲街道上の津山にある蔵/壁面を構成する格子状になっている壁がなまこ壁

  

なまこ壁とは、土蔵などに用いられる、日本伝統の壁塗りの様式の一つでその壁をも指す。壁面に平瓦を並べて貼り、瓦の目地(継ぎ目)に漆喰を蒲鉾形に盛り付けて塗る工法によるもので目地の盛り上がった形がナマコに似ているからその名がある。しかし残念ながら、最近ではこの需要も少なくなり、昔ながらの職人も少なくなりこれまでの左官職人の技術による伝統的ななまこ壁を、パーツ化しタイル貼り工法とすることにより、仕上がりの美しさはそのままに、リーズナブルな値段と、工期、工費の削減ができる。昔ながらの日本の伝統美や高級感はそのままに、なまこ壁をパーツ化したタイル貼り工法も最近では出てきています。

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